子どもの矯正歯科
- 矯正治療開始時や矯正装置の調整後は、装置による不快感や痛みを感じます（数日間～1、2週間で慣れます）
- 歯の動き方には個人差があるため、最初の計画よりも治療期間が長くなる可能性があります
- 矯正装置が装着されていることにより歯磨きがしづらくなります。そのため丁寧な歯磨きを行わないと虫歯や歯周病リスクが高くなります
- 顎の成長によって、歯並びや咬み合わせが変わる場合があります
- 治療途中に金属アレルギーの症状が出ることがあります
- 顎関節で音が鳴る、痛みが出る、口を開けづらいなどの顎関節症状が出ることがあります
小児矯正とは、主に6歳から12歳頃の成長期に行われる矯正治療のことを指します。
この時期は、乳歯から永久歯への生え替わりが進む重要な時期であり、顎の骨が柔軟で成長が活発なため、歯や顎の位置を調整しやすい特徴があります。
小児矯正の目的は、単に歯並びを整えるだけでなく、将来的な噛み合わせの問題や口腔機能のトラブルを未然に防ぐことです。
また、早い段階で治療を始めることで、大人になってからの複雑な矯正治療を軽減することが可能です。
小児矯正が必要なサイン
お子さまの歯並びや噛み合わせに以下のような兆候が見られる場合、小児矯正を検討することをおすすめします。
前歯が極端に出っ張っている（出っ歯）
上下の歯が噛み合わない（開咬）
下顎が前に出ている（反対咬合）
歯が重なり合っている（叢生）
口呼吸が多い
食事中や話すときに顎に違和感がある
これらの症状は成長とともに悪化する可能性があるため、早めに歯科医師に相談することが大切です。
小児矯正の主な治療方法
拡大床（かくだいしょう）
拡大床は、上顎や下顎の幅を広げるための装置です。
顎が狭い場合、歯が正しい位置に並ぶスペースが不足し、歯並びが乱れる原因となります。
拡大床を使用することで、顎を徐々に広げてスペースを確保し、永久歯が正しい位置に生えるよう促します。
特徴とメリット
取り外し可能な装置で、お手入れが簡単
痛みが少なく、負担が軽い
顎の成長を利用して自然な形でスペースを広げる
注意点
毎日一定時間装着する必要があります
装着時間を守らないと効果が得られない場合があります
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を取り付け、それらをワイヤーで連結して歯を動かす方法です。
小児矯正では、大人の矯正と同様にワイヤー矯正を使用することもありますが、子どもの成長期に合わせて特別な設計が行われます。
特徴とメリット
複雑な歯並びや噛み合わせにも対応可能
短期間で効果が期待できる場合もある
正確なコントロールで理想的な歯並びを実現
注意点
装置が固定されているため、お手入れには注意が必要
初めて装着した際や調整後に痛みを感じることがあります
小児矯正のメリット
1.成長期を活かした治療
小児矯正では、成長期特有の柔軟性を活かして顎や歯を調整します。
これにより、大人になってから行う矯正治療よりも自然で効率的な結果が得られる可能性があります。
2.将来的なトラブルを予防
早い段階で問題を解消することで、大人になってからの複雑な矯正や外科手術の必要性を減らすことができます。
また、歯並びや噛み合わせが整うことで、虫歯や歯周病のリスクも軽減されます。
3.自信と快適さの向上
美しい歯並びは、お子さまの自信につながります。
また、噛む力や発音などの日常生活にも良い影響を与えます。
小児矯正の費用と期間
小児矯正の費用は使用する装置や治療内容によって異なりますが、多くの場合、大人の矯正治療よりも費用負担が軽い傾向があります。
また、治療期間は1〜3年程度が目安となります。
小児矯正を始めるタイミング
小児矯正は、早ければ早いほど効果的です。
ただし、お子さま一人ひとりの成長スピードや状態によって適切なタイミングは異なるため、まずは歯科医院で相談することをおすすめします。
矯正治療概要
治療期間 |
2～3年 |
治療回数 |
20～30回 |
費用 |
480,000円 |
リスク・副作用 |
|
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当院では、お子さま一人ひとりの成長や状態に合わせた最適な治療プランをご提案しています。
丁寧なカウンセリングと最新設備で、お子さまの健やかな成長をサポートいたします。
小児矯正について気になる点やご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お子さまの未来の笑顔のために、一緒に最適な治療方法を見つけましょう！
