骨がないときはインプラントはどうするの? インプラント治療とGBR(骨造成)とは?

   

こんにちは。豊田市若林西町の太田歯科医院、院長の太田大貴です。


今回は、インプラント治療の中でも大切な「GBR(骨造成)」について、わかりやすくご紹介します。

 





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そもそもインプラントとは?



インプラント治療とは、歯を失ってしまった部分のあごの骨に人工の歯根(チタン製のネジ)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

見た目も自然で、しっかり噛めるようになるため、まるで自分の歯のような感覚を取り戻すことができます。
ただし、インプラントを支えるあごの骨が十分にない場合、そのままでは治療が難しいことがあります。



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GBR(骨造成)とは?

GBRとは「Guided Bone Regeneration(骨再生誘導法)」の略で、
骨が不足している部分に人工の骨などを補い、再生を促す治療法です。

わかりやすく言うと、



「インプラントを支えるための土台となる骨をしっかり作る工事」
のようなものです。

この処置を行うことで、骨が少ない方でもインプラント治療を行える可能性が高まります。

 

 





🧱なぜ骨が減ってしまうの?

歯を失ったあと、そのままにしておくと、あごの骨は少しずつ痩せていきます。
これは体の自然な反応で、歯がなくなると「もうこの骨は使わなくていい」と判断し、骨が吸収されていくのです。


骨が減る主な原因には、


        •       歯周病による骨の破壊


        •       抜歯後の放置


        •       外傷や事故による損傷


などがあります。

 



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GBRの基本的な流れ


GBRは、骨の足りない部分に骨補填材(人工骨など)や自分の骨を補い、
その上を**メンブレン(特殊な膜)**で覆って、骨の再生を促します。


        1.      CT撮影などで骨の状態を確認


        2.      不足部分に人工骨や自家骨を補う


        3.      メンブレンで覆い、骨が再生する空間を確保


        4.      4〜6か月ほどの治癒期間をおく


        5.      新しい骨ができたらインプラントを埋め込む


骨の状態によっては、インプラント手術と同時にGBRを行う場合もあります。

 





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GBRのメリット


        •       骨を再生させることで、インプラントを理想的な位置に埋め込める


        •       見た目や噛み合わせが自然に仕上がる


        •       インプラントの長期安定性が高まる



骨の量や形を整えることは、インプラントを「長持ちさせる」ためにも非常に重要です。



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注意点・デメリット


        •       骨ができるまで治療期間が長くなる(3〜6か月程度)


        •       追加の外科処置が必要になる場合がある


        •       まれに感染や骨吸収が起こることがある


当院では、このようなことが起こる可能性をできる限り少なくするため、CTによる正確な診断と、滅菌環境の徹底、安全性に配慮した手術を行っています。



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太田歯科医院での取り組み



当院では、世界的に高い信頼を持つストローマン社のインプラントシステムを使用しています。
また、骨造成には信頼性のある人工骨材(Bio-Oss)・吸収性メンブレン(Bio-Gide)を採用し、患者さん一人ひとりの骨の状態に合わせた最適な治療計画を立てています。





😊

まとめ

GBRは、「骨が少ないからインプラントはできない」と言われた方でも、
インプラント治療の可能性を広げる大切な処置です。

骨をしっかり作ることで、見た目も機能も自然なインプラント治療が実現します。

インプラントをご検討の方や、他院で難しいと言われた方も、
まずはお気軽に太田歯科医院までご相談ください。



太田歯科医院:https://●●●●●●●●●●●●/

〒473-0917 愛知県豊田市若林西町塚本74
電話:0565-53-7050

交通アクセス
名鉄三河線若林駅 徒歩7分
駐車場8台完備

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