歯を一本失ったときの治療法【デメリット編】
2025/10/21
こんにちは、豊田市若林西町の太田歯科医院、院長の太田大貴です。

前回の記事では、歯を一本失ったときに行える3つの治療法(イン
今回はその続きとして、各治療法のデメリットや注意点について解
治療法には必ず「良い面」と「気を付けるべき面」があります。両
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1. インプラントのデメリット
まずはインプラントの注意点です。
• 外科手術が必要
あごの骨に人工歯根を埋め込むため、手術が必須になります。身体
• 治療期間が長い
骨とインプラントが結合するまで数ヶ月待つため、ブリッジや義歯
• 費用が高額
保険が適用されないケースが多く、経済的な負担は大きめです。
• 全身状態によっては難しい場合もある
糖尿病や骨粗しょう症、喫煙などの影響で治療が制限されることが

ただし、これらを理解した上で適切に管理すれば、非常に優れた選
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2. ブリッジのデメリット
ブリッジは歴史も長く、安定感がある治療法ですが、隠れたデメリ
• 健康な隣の歯を大きく削る必要がある
本来問題のない歯を削って土台にするため、その歯の寿命を縮めて
• 支える歯に負担が集中する
失った歯の分まで噛む力を両隣の歯で受け止めるため、将来的に歯
• 清掃が難しい
ブリッジの下は歯ブラシが届きにくく、フロスや専用ブラシを使っ
• 作製に限界がある
両隣の歯が弱っている場合や、支えられる歯が少ない場合には適応

つまりブリッジは「スピーディーで安定した方法」である一方で、
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3. 一本義歯(部分入れ歯)のデメリット
一本義歯は、費用や期間の面で手軽ですが、使ってみると次のよう
• 違和感が大きい
異物感が強く、慣れるまで時間がかかります。話しにくい、食べに
• 噛む力が十分に回復しにくい
インプラントやブリッジに比べると、噛む力は2~3割程度にとど
• バネをかける歯に負担がかかる
部分入れ歯は金具で隣の歯に引っかけるため、その歯に揺さぶりの
• 見た目の問題
保険の義歯では金属のバネが見える場合があり、見た目を気にされ
• 定期的な調整や作り直しが必要
歯ぐきや骨は時間とともに変化するため、義歯が合わなくなりやす

手軽に始められる反面、快適さや機能の面では限界があるのが一本
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まとめ(後半)
治療法ごとのデメリットを整理すると、
• インプラント → 手術・費用・期間の負担がある
• ブリッジ → 健康な歯を削る必要があり、支える歯に負担が集中する
• 一本義歯 → 違和感が強く、噛む力や見た目に制限がある
つまり「どの治療法が一番良い」というものはなく、お口の状態・

豊田市若林西町の太田歯科医院では、それぞれの治療法のメリット

